2009年06月17日

時代は変わった

私は今の仕事を始めてから、もう17年くらいになる。
普通の会社で言えば、もう十分ベテランの域に入る事になりますね。
その内、半分以上は会社勤めでしたが、以後はフリーで仕事しています。

私が今の仕事を始めた頃は、グラフィックデザインと言えば、台紙に印画紙を貼って文字は写植屋さんに出して、写真はコピーした物をアタリとして貼って・・・という時代でした。
まさにアナログ全開の時代だったのです。
仕事を始めた頃は、今のような環境なんて想像も出来ませんでした。

Macを中心にDTPの流れが加速し、印刷業界を取り巻く環境は一変しました。
そしてそれはDTP業界にとどまらず、Web業界、映像関係まで変化を遂げています。
本当に昔の事を思うと、作業効率は物凄い差があります。

ひとつの例として、地図の作成があります。
昔は市販の地図を見ながら、その地図を書き起こす作業をしなくてはなりませんでした。
それはDTP化になってからも同じ事で、地図を見ながら、知っている所であれば頭で地図を描きながら、地図を書き起こすのです。

しかし、今は本当に便利になりました。
インターネットを使って地図を見る事ができるので、より正確で分かりやすい地図が作れるようになりました。
GoogleMapやゼンリンの提供する地図等で、全く知らない所も住所さえ分かれば周辺の地図が検索できます。
凄いのはスタート・ゴールを設定すれば、ルートを検索し所要時間まで分かるのです。
そして有りがたいのが、IC(インターチェンジ)の詳細が見れる事。
ゼンリンの地図だとルートを設定すると、高速のIC部分等に○が表示されます。
そこをクリックすると、ICの詳細が表示されるのです。

ICって入組んだ仕組みになっている事が多くて、地図上だけでは把握できない事が多いのです。
この機能を使う事で、より正確で分かりやすい地図の作成が可能になります。
昔なら想像で地図を作成し、クライアントに校正してもらい、再度手直しを繰り返していました。
しかし、今は最初からかなり精度の高い地図を作成できます。

どんどん進歩する環境ですが、便利になればなるほど、人間味が求められてくる気がしています。
要はデザインに自分らしさ、または訴える力が求められて来る事でしょう。
私も経歴は長くなってきていますが、フリーで仕事をしている関係上、情報が入りにくい環境です。
どんどん新しい事にもチャレンジしつつ、昔ながらの良さも残しながら、自分のカラーを出していけたら・・・と考えています。
posted by island(ふくはらしゅんじ) at 23:56 | Comment(11) | TrackBack(0) | 仕事