2009年01月19日

報道を見る目を鍛えよう

最近テレビの話題が、やたらとアメリカ大統領の就任で賑わっている。
アメリカ初の黒人系大統領ということで、歴史に残る就任式になることは確かなのですが、あまりにもはしゃぎ過ぎの気がするのは私だけでしょうか?
世界的に注目されることは分かっているのですが、就任式は20日でしょう。
なんでそんな前からはしゃぐ必要があるのだ・・・と思ってしまう。

アメリカ国民が新しい大統領が誕生する喜びを表すのは分かるのですが、なんで日本の報道までもが一緒になって舞い上がるのでしょう?
ここはキチンと日本国内に目を向けて、政局の行方をしっかりと報道してほしいです。

これまでも何度もマスコミの報道に関しては、同じ事をつぶやいていますが、最近のマスコミの報道やテレビ局の番組構成って、どんどん国民の意識からズレていっている気がします。
国民はアメリカ大統領のオバマ氏の報道を、そんなに求めている訳ではないと思います。
それよりも国内の事をもっと真剣に伝えてほしいと思います。

ここ数年で私はすっかり偏屈おやじになってしまったのかも知れません。
昔であれば、テレビから流れてくる情報をそのまま信じ込んで、「けしからん」と怒っていた事でも、最近は報道される内容の裏側を見ようとしてしまいます。
何でこんな報道なのか?なぜこの時期にこの問題が報道されるのか?と、報道される内容を多角的に見ようとする癖がついて来ました。

年末年始の「派遣村」の問題にしても、昔なら「可愛そうに」という同情的な気持ちで、大企業や行政を批判したと思います。
でも、違う角度から見ると、「本当に派遣切りされた人たちだけだろうか?」とか「急きょ派遣村を作ったハズなのにやたらと手際が良いな?」とか、疑問点が幾つも浮かび上がって来ます。
嫌らしい言葉で言うと「疑いの目で見る」という事ですが、私たちは現場でその状況を見ているわけでは無く、テレビという限られた空間でしか情報を得る事が出来ません。

先日報道された「病院内でのインフルエンザ患者大量発生」の問題も、まるで病院側が一方的に悪いかのような報道をしていますが、病院側は例年と同じ対応をしていて、特に重大なミスがあったようには思えません。
そもそも高齢者の病院で、患者の殆どが痴呆のある方々です。
病院側が措置を取っていても、マスクを外したり廊下を徘徊したりと、インフルエンザの拡大を防止するには極めて難しい現場でもあります。

インフルエンザが拡大した事実は報道し、その要因として上記のような現状があったことを報道するだけで良いのです。
そこに変なコメンテーターが、まるで専門家のように自分の理論を付加えるのは不要だと思います。
最近の報道スタイルにはこの「コメンテーター」が深く関わっていて、事実の前に自分の理論や思想を置いて話をするので、事実の色がはっきりと伝わりません。

白という情報の前に、自分の好きな赤というカラーを置いて話をすると、白い情報は赤に染まった情報として流されます。
それをそのまま鵜呑みにすると、白という真実は赤という物に変わって、それがまるで真実のように視聴者に伝わってしまうのです。
だから私はいつも、多角的に情報を見て、真実の前に置かれた色眼鏡を通さないようにする事を注意しています。
白という真実を受けて、それをどう感じどう考えるかは自分自身です。

私たち国民は、垂れ流しにされた情報を鵜呑みにするのでは無く、真実をしっかりと見て、自分の頭で考え行動を起さなければ行けません。
オバマ氏がアメリカの救世主のように報道されていますが、果たしてそうなのか?
日本では麻生内閣の支持率が下がり続け、国民は政権交代を求めていると言われているが、本当にそうなのか?
派遣切り問題で、仕事が無いと言われているが本当にそうなのか?
自分の頭で考える習慣をつけると、見る目が変わってくると思います。

日本の将来を決めるのは、今日本に暮らす私たち日本人なのです。
自分たちの子や孫に、素晴らしい国として誇れる日本を残せるのか。
私たちが自分の頭で考えて、自分たちが国を作っていかなくてはならないのです。

最後は壮大な話になってしまいましたが、国民一人一人の意識が大切ですね。
posted by island(ふくはらしゅんじ) at 23:58 | Comment(2) | TrackBack(0) | 私の思うこと