2008年06月13日

日本の教育の原点

秋葉原の通り魔事件から、日本の病んだ姿が浮き彫りになってきています。
犯人の身勝手な行動は、絶対に許せないことは、誰でも分かる事です。しかし、同年代の人には犯人の心情が、何となく分かるという人もいるようです。

今の日本の若者に広がる閉塞感・孤独感のようなものが、何かあるのでしょうか。
誰にも相手にされず、本心を打明けられずに、社会に対して絶望感を抱いているのでしょうか。
普通ならそんな状態でも、何とか打開しようと頑張るのでしょうが、今回の犯人はそれすら出来なかったのです。
何故そうなってしまったのでしょうか。

やはり家庭環境の影響は大きいと思いますが、それ以上に日本の教育の根本的な問題がある気がしています。
以前にもつぶやきましたが、戦後の日本教育はどんどん間違った方向に向かっているのではないでしょうか。

今日のお昼のテレビで、それを再認識させられるような内容がありました。
それはオマーンという国から来日しているスワーダ・アル・ムダファーラさんという方の話でした。
このスワーダ・アル・ムダファーラさんという方、こんな名前ですが実は日本人なのです。
オマーンの人と結婚して、帰化してオマーン人になった方なのです。

このスワーダ・アル・ムダファーラさんは、オマーンで学校を開いて、その学校がとても評価を受けているらしいのです。
何故その学校が評価を受けているのかと言うと、学校の教育方針に日本教育を取り入れているかららしいのです。
スワーダ・アル・ムダファーラさんが、子供の頃に日本の学校で受けてた教育を、そのままオマーンで実践しているとのこと。

一体どんな教育方針なのだろう?と思いましたが、実に単純な事らしいのです。
「挨拶をする」「運動会を行う」「折り紙をする」「水泳をする」等の、日本でも普通に行っている教育方針です。
しかし、スワーダ・アル・ムダファーラさんが、祖国である今の日本の教育を見た時、やはり疑問点があるようです。

日本ではゆとり教育として、授業数を減らし教科書も薄く内容が少なくなりました。
でもオマーンの学校では、逆に授業時間を増やしているそうです。
ただ、無闇に増やしているのでは無く、学力以外の授業を増やしているようです。
日本の教育と言うと、どうしても学力ばかりに目が行きがちです。
しかし本当の教育って、学力だけでなく、道徳などの人としての教育が大切だと思います。
まさしく戦前の日本教育は、人としての教育が土台にあって、その上で学力が伸びていったのではないでしょうか。

スワーダ・アル・ムダファーラさんも、同様に戦前の日本の教育こそ教育の原点であるとおっしゃっていました。
今の日本の教育は、学力ばかりで、人としての土台が無い上に学歴だけが乗っかっている気がします。
いくら勉強が出来ても人として出来ていなければ、社会にでても伸びてはいきません。
逆に人としての土台が出来ていれば、社会に出てからでも勉強して伸びていきます。

本来持っていた日本人の心、素晴らしい教育方針を捨ててしまった日本。
逆にその日本人の心で、本来の日本の教育方針を取り入れて、オマーンで評価されているスワーダ・アル・ムダファーラさん。
私達日本人は、今こそ先人達の素晴らしさを再認識して、未来の日本を作っていかなくてはいけません。
このままではいけない事は、多くの人が気づいているはずです。
今こそ本来の日本の教育に戻り、心豊かな子供たちを育てていかなくてはいけないのです。

一人の人間にできることは限られています。
でも、一人ひとりが思いを寄せれば、大きな流れになり変わっていきます。
私も少しでも流れになれるように、もっと勉強していきたいと思います。
日本の未来が輝く未来になるために。
posted by island(ふくはらしゅんじ) at 23:58 | Comment(3) | TrackBack(0) | 私の思うこと