2007年09月04日

マスコミに思う

相変わらずテレビで取り上げられていますね。朝青龍問題。
毎回思う事なんですが、マスコミ騒ぎ過ぎではないですか?
モンゴルに帰国してまで追っかけ回さなくてもいいんじゃないでしょうか。
マスコミが騒ぐ事によって、今回の問題の論点がどんどんズレてしまっていくような気がします。

今回の朝青龍の行動は、やはり軽率だったとは思います。
大切な巡業を休んで治療に専念すべきところを、モンゴルで楽しくサッカーをしているところを放送されてしまったのですから。
横綱としての品位を問われても仕方ない事だと思います。

しかし、何故朝青龍がサッカーをしたのか?
誰かに頼まれたのだとしたら、どのような経過で話しが進んだのか?
その辺の事実を明らかにした上で、朝青龍がサッカーをしたことを報道すべきですよね。
単に「朝青龍、巡業サボってサッカー楽しむ!」では、誰だって「朝青龍はけしからん!!」になってしまいます。

誰かに頼まれたとしても、自分が巡業を休んでいる身であることを、自覚できなかった朝青龍にも大いに問題はありますが、やはりマスコミが事を大きくし過ぎていると思います。
モンゴルに帰ったら、今度は奥さんとの不仲説を引っ張り出してきて、「離婚秒読みか!」なんて、そんなことどうでもいいじゃないですか。
どうも最近のマスコミは、人の不幸事や不祥事ばかりを追っかけて、そこに至までの経過を無視する傾向にある気がします。

政治家の問題発言でもよくあることですが、その言葉の一部分だけをクローズアップする場合が多いです。
どのような話しの中でそのような発言が出てきたのか。
それをちゃんと伝えなければ、本質は見えてこないと思います。
もちろん問題発言をした政治家に落ち度があるのは事実です。

魚屋さんに行って、魚1匹を見て鮮度を判断するのと、スーパーで売っている切り身を見て判断するのとでは、鮮度の見極めが全く違います。
下手するとその魚が何なのかも分からない場合があります。
マスコミが物事をクローズアップして報道するのは、まさしく魚の一部分を切り取って、私たちに提供しているのと同じだと思います。
私たち見る側は、その切り身の部分しか判断できません。

報道と言うのは事実を事実のまま伝えることだと思います。
問題部分だけを報道して、あたかも全てが問題のように報道されることは、マスコミによって誘導されてしまう危険性があります。
確かにマスコミの報道によって不正が発覚したり、世間が関心を持って問題意識が強くなる面もあります。
良い面も悪い面も両方持ち合わせているのがマスコミだと思います。

私たちはそれを分かった上で報道を見ていかないと、テレビで騒がれていることを、単に一方通行で見てしまうことになります。
何事も表があれば裏があります。一方通行で見ていた面も、裏側に回り込んで見てみると、違う光景が見えてくると思います。
今回の朝青龍問題も、あらゆる角度から見る事が大事なのだと思います。
posted by island(ふくはらしゅんじ) at 23:22 | Comment(0) | TrackBack(0) | 私の思うこと