2005年04月15日

自分の意志を持つこと

中国での反日運動凄いですね。日本人としては見ていて気持ちのいいものではありません。
しかし、反日運動に対して過敏に反応するのも怖いと思いますので、ある意味日本人は賢いのかも知れませんね。
これで、日本人が中国大使館で同じことをやったら、ますます日中友好が遠のいてしまいます。

今回の反日運動は、ある意味洗脳に近いのではないかと、私は思っています。反日運動に参加した人たちは、いったい何を訴えたかったのでしょうか?
本当に日本に対して、自分たちの言いたい考えがあって、そのためにデモに参加したのでしょうか?

歴史問題という根の深い問題がありますが、逆に言えばそれを理由に、暴力を正当化している気がします。
完全に理性を失い、日本に対する憎しみだけで、日本大使館を襲った気がします。
デモをするのも、反日運動をするのも、決して悪いことではありません。自分たちの考えがあって、それを伝えるための手段としてデモをするなら、それは誠意のある行動だと思います。
しかし、それが暴動化した時点で終わりです。暴力をふるう人間はだれも信用しようとはしません。

人間というのは、感情に流されやすい生き物です。
興奮して理性を失うと、自分の意志でなくても暴動を起こしてしまうかも知れません。

これは宗教に関しても同じことがいえると思うのですが、信仰をする事自体はとても大切なことだと思います。
神という目に見えない存在があることで、人間は精神を鍛え、自分を磨こうと努力します。「信じる者は救われる」という言葉をよく聞きますが、信じるということは、宗教にしても人間関係にしても、とても大切で重要なことだと思います。

しかし、この「信じる」ということにも、ただ単に信じるのではなく、自分の意志を持って信じることが必要だと思います。
自分で考えて自分で判断して信じることが、とても重要ではないかと思うのです。
信じきることで、人間というのはとてつもないパワーを発揮します。スポーツ選手等も、自分を信じきって最高のプレイを引き出しています。

この「信じきる」というものの中に、もし自分の考えが無くなってしまったら、それは単なる操り人形になってしまいます。
言われたことを、そのまま受け止め、そのことで例え他人に迷惑をかけようが、それが悪い事だという判断はできなくなってしまいます。

今回の日本大使館襲撃は、まさしく「日本は悪い国だ」というのを信じきって、そこに個人の考えはなく、ただ感情にあおられて暴徒化している気がしてなりません。
中国内の日本企業や、日本人も一部被害を受けており、また日本国内のホームページもサイバー攻撃を受けたりしているようです。
単なる感情だけで行動するなら、動物と変わりません。伝えたいことがあるなら、人間らしく冷静に行動をしてほしいと思います。
これ以上の暴動が無いことを、そして日中友好の妨げが起こらないことを願うばかりです。
posted by island(ふくはらしゅんじ) at 22:08 | Comment(0) | TrackBack(0) | 私の思うこと