2004年03月23日

男の生き様

20日にいかりや長介さんが亡くなられてから、テレビでは生い立ちや、活躍ぶりを振り返った特集などが放送されています。
「8時だヨ!全員集合」や「踊る大走査線」等での活躍は知っていますが、ナレーターとして新たな活躍の場を広げていたことは、知りませんでした。

色んな番組で、色々と生前の仕事ぶりを放送していましたが、どの番組でも共通していたことが、いかりや長介さんの、仕事に対する厳しさでした。

厳しさと言っても、他の人に厳しいのではなく、妥協をしないという自分に対しての厳しさです。
自分の納得のいくまで、とことん模索して、最善を尽くしていたそうです。

「8時だヨ!全員集合」では、毎回物凄い時間のミーティングを重ねて、決して妥協をしなかった。というのは、以前に何かの番組で、他のメンバーが話していたのを覚えています。
しかし、他の仕事でも、同じように最善を尽くしていたようです。

新たな活躍の場であるナレーターの仕事でも、ただ文章を読むのではなく、自分自身で映像から感じ取るものを、ナレーションの中に取り入れていく努力をしていたようです。
ですから、時には意見がぶつかることもあったようですが、結果的に仕上がった物が、ハイクオリティの物になり、みんな納得するのだとか。

やはり、こだわって、模索していなければ、出来ないことだと思います。
「仕事」と割り切ってそつなくこなせば、それで済むことでも、あえて自問自答して、意見をぶつけてでも完成度を上げていく。
まさしくプロの仕事だと思います。

そんな、いかりや長介さんが、常日ごろ口癖のように言っていた言葉が、「常に視聴者の立場で考える」だったそうです。
商売に置換れば「常にお客様の立場で考える」ということになるでしょうか。基本といえば基本ですが、これがなかなか難しいものです。

商売や仕事にだけ言えることではなく、日常生活においても言えることだと思います。
「常に相手の立場で考える」これができれば、世の中から犯罪なんてものは無くなると思います。

本題からそれましたが、常に視聴者の立場で考え、自問自答して、ハイクオリティなものを作り上げても、決してそれを驕ることは無く、「やれるだけのことをやっただけ」と言って、次の仕事に打ち込む。
そんな姿が、テレビ界でももちろんのこと、視聴者にも伝わっていたのでしょうか。お通夜に一般のファンも含めて、3500人が集まったそうです。

生前の元気な時には、こんな生き様を知りませんでしたが、亡くなられて初めてその偉大さが解りました。
残念ではありますが、その生き様を、仕事にかけるひた向きさを、目標にしたいと思いました。
posted by island(ふくはらしゅんじ) at 14:51 | Comment(0) | TrackBack(0) | 私の思うこと