2003年07月05日

保母さんから学ぶ

今日は子供の通っている託児所の夏祭りがあり、家族3人で行って来た。毎年参加しているのだが、その度に思う。保母さん(今は保育師か)ってすごいな〜と。
子供を喜ばせるために、いろいろと手作りで準備しているのだ。受付をした時にもらうプログラムが団扇になっていたり、模擬店でお菓子や食べ物を貰うために、腕時計みたいな物を付けて、そこに「わたがし」「たこやき」「クッキー」等と書いてあり、食べ物を貰うと、シールを貼って貰える。もちろん手作り。
逆転の発想だなと感心した。普通のビジネスでの感覚なら、クーポン券みたいな発想なのだが、通常は一度使うと「使用済み」という意味で、ハンコを押されたり、ちぎって使えなくする。
ところが、シールを貼るということで、逆に子供は喜ぶ。好きなお菓子を貰って、さらにシールも貰える。Wの喜びなのである。
こういう発想はとても大事だなと思った。
他にも参考になるのが、毎月保護者の元に届けられる、託児所便り。藁半紙にコピーされた、100%手描きの物である。しかし、季節ごとのモチーフを入れ、季節感をしっかり演出し、見る物が楽しくなるようなまとめ方をしている。きっちりとレイアウトされていると言っていいのである。
おそらく保母さん達は、子供が喜ぶように、保護者が喜んで見てもらえるように、という思いで制作しているだけだと思うのだが、それが結果的にいいレイアウトになっているのだと思う。
これはデザインの仕事にも同じ事がいえるのだと思う。クライアントが喜ぶ物を制作する。また、クライアントの立場になって、エンドユーザーの立場になって、「こうしたら嬉しいだろうな」という思いが、根本にあるのと無いのとでは仕上がる作品は、まったく別の物になると思う。
相手に喜んでもらいたい。この気持ちを忘れないように、これからも仕事をしていきたいな〜と思った瞬間でした。
posted by island(ふくはらしゅんじ) at 22:25 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記